最後のお祝い

こんにちは。 【西表 島菓子工房】です。

ハッキリしないながらも、
なんとか一日、青空が少しずつは見えている感じの西表・白浜地区です。

最後のお祝い

ケーキを通して、
様々なお祝いのお手伝いをさせて頂いています。

今回は 13祝 のためにご依頼いただきました。

耳では聞いたこともあり、
13歳のお誕生日をお祝いする・・・・ということは解るのですが。。。。

そのイワレについては知識がなかったので、
ご注文を頂いたお母さまにお話を聞かせて頂きました。

 その昔は、愛娘を嫁に出すのが10代の早い時期で、
 2周りめの24歳の誕生日に産みの親はお祝いすることはできない時代。
 13歳の区切りのお誕生日が、
 親が出来る最後のお祝い・・・・特別な思いの込められたお祝いごとだったようですね。


西表には島内に高校がないために、
中学校を卒業した子供たちは15歳にして親元を離れて一人暮らしを始めます。
それだけでもウルッとくるお話なのですが。。。。
その昔はそれよりも早い年齢で ”娘を嫁に出す” ・・・・そんな時代だったのですね。

最後のお祝い

時代は変わりましたが、
ここのお父ちゃんも今から ”娘は嫁にやらん!!” と、
今から言っているようですよ(笑)

ご両親の想いのこもったお名前にもちなんで、
桜吹雪が舞い散るイメージの女の子らしいプレートにしてみました。

13祝いを迎えると、
高校進学に向けてご両親との生活もカウントダウンに入る感じですね。
ご家族で一緒に生活されるあと少しの毎日を、
大切に大切に、素敵な思い出いっぱい詰め込んで、
楽しく笑顔いっぱいで過ごしてくださいね!!


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2014年04月26日at 15:49 │Posted by 八重山 島菓子 研究所 │Comments(0)【西表・白浜】ケーキ
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