ヒッチハイカー

こんばんは。 【西表 島菓子工房】です。

今日も良いお天気の西表・白浜地区でした。
昨日から今日にかけて、たくさんのお客様が工房を訪ねてくださいました。
皆さま、日ごろの行いが良いみなさんだったのでしょうねニコニコ

さて昨日のことですが・・・・

ケーキの配達の帰り道に、久しぶりにヒッチハイカーに出会いました。

西表に遊びに来ていた10年ほどくらい前には、
結構の頻度で見かけていた光景ですが、
そういえば最近見かけないですね。

そして・・・・

はじめて車を止めて、目的地近くまで送り届けました!!

ヒッチハイカー

たぶん・・・・

大きなリュックサックを背負った若者を想像された方が多いでしょうね。

紛らわしい書き方をしましたが、
一緒にドライブを楽しんだのは中野方面にお住いのおばぁでした。

ご近所の顔見知りのおばぁたちを、
途中でピックアップすることはよくあるのですが、
はじめてお会いする方をお送りしたのは初めてだったので・・・・汗

前置きが長くなりましたが、
車中で聞かせていただいたお話にちょっとびっくりしたので、
ご紹介させていただきます。

車に乗り込んだおばぁに 「どこに住んでるの」 と聞かれたので説明すると、

 昔、住んでいたところだね~

とのこと。

今の工房が入っている建物の過去の住人達については色々お話を聞いています。
年齢的なものなども考えると、
おばぁが言う 「昔住んでいた」 のは建物ではなく、土地を指していることは想像できます。

まったく知らなかった大切なこと、
今ある建物が建つ、ずい分以前のこと。
炭鉱があった時代や戦争があった時代のこと。
おばぁから話を聞くことができました。

白浜の土地の由来や、炭鉱のことなどは、
近所の大先輩からお話を聞かせて頂いたり、
書籍を手に取ってみたり、炭鉱跡を訪れてみたり・・・・、
すこしは情報として知っているつもりでしたが、
今自分がお仕事と生活させていただいているまさにこの場所が、
そんな現場であったということに驚かされました。

また、私にとっては遥か昔の「歴史」の一部に感じられるようなことを、
実際に体験してきた方たちがまだ近くにいるということ。

昨日会ったおばぁに次いつ会えるかはわかりませんが、
白浜の大先輩たちから、
今いる土地についてのお話をもっと聞かせてもらわないと・・・・・と、
ヒッチハイカーのおばぁに出会って、
思いが強くなりました。



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